Biography
佐古季暢子: マンドリン演奏者
広島生まれ。
2003年エリザベト音楽大学マンドリン専攻第1期生として入学。2009年同大学院修了、渡独。 2011年度中村音楽奨学生に選出。2013年Hochschule für Musik und Tanz Köln, standort Wuppertal 修士課程マンドリン・ソロ科修了。
これまで多くの演奏会・コンクールにて受賞。2009年、師 川口氏とのマンドリン二重奏CD「旅立ちの歌」をリリース。2012年にはマンドリンオリジナル作品のみの独奏コンサートを開催。2014年11月には日本初演を含めたマンドリンオリジナル作品のみ、文学をテーマにした帰国リサイタルを開催(クラシックギター上垣内寿光)。2016年には世界的なギタリストである佐藤紀雄氏と、マンドリンの新たな可能性を探る『新響地』と題した公演を行った。2018年にはマンドリン独奏による『響界』にて、エレクトロニクスとの委嘱初演作品「Sign of the Times」(今井慎太郎)とマンドリン版初演となる「Piano Phase for two pianos」(Steve Reich)を演奏する。
日本をはじめドイツ、フランス、韓国など世界各国で演奏活動を実施。アンサンブル・ノマドや現代音楽アンサンブルロゼッタなどに意欲的に参加し、現代音楽の初演・再演に取り組んでいる。
国内唯一のマンドリンの専門誌『奏でる!マンドリン』にて世界の新曲紹介記事を担当しており、演奏会なども含め特に国内での新曲紹介に努めている。
また、後進の指導にもあたっており、多数の子供のためのワークショップに講師として参加、ヒルデン市立音楽学校のマンドリン科講師を勤め、2013年4月よりエリザベト音楽大学マンドリン科非常勤講師に就任。
これまで川口雅行、Caterina Lichtenberg教授、Annika Hinsche、Jeannette Mozos del Campo、Silke Liskoの各氏に師事。